ナナオの世界

幼虫レース

最近、我家の近くによく学校帰りの小学生が集まってる。
何でかっていうと･･･

お向かいに住むおっちゃんが植えてる柑橘系の植木にチョウチョの幼虫が付いているらしく
その幼虫を収集する為に“おっちゃん家の植木前に集合”なのだ。
気持ち悪い幼虫（←ナナオは虫がキライ。幼虫は特にキライ。鳥肌がピヨピヨいうくらいキライ）を集めてどうするのかと思ってると
どうやら収集した幼虫をアスファルトに並べてレースをさせてるようだ
天気のイイ日にアスファルトに幼虫を置くと、地熱のせいで幼虫が思わぬ速さで色んな方向に移動するのが面白いらしく
キャーキャー、ワーワー、キャッキャッ言いながらレースを楽しんでいるようだ
おっちゃんはおっちゃんで植木を食い荒らす虫を子供達が駆除してくれるので助かってるようだが、予想外に子供達が毎日のようにやってくるので
ここ数日は若干、困ってる感をにじませてる時がある
そう、子供達は平日毎日のようにやってくるのだ。
毎日のように“おっちゃん家の植木前”に寄り道していく。
そして何匹もの幼虫を収獲していくのだ。
おっちゃんが
「ようけ捕ったなぁ　
　今日はもうおらんからまた明日おいで」
と言うと、子供達は
「うん
　んじゃまた明日来るわな」
と言ってホントにまた次の日もやってくるのだ
どんだけ幼虫欲しいねん･･･
そんな都合よく毎日毎日チョウチョの卵は孵化しません

大人ではまず思い浮かばない遊び。
子供の発想ってホントに面白いよね