ナナオの日常とか活動とか。
ナナオのこと色々。
先日、MARUZEN&ジュンク堂に行った時のこと。
前から気になってた「豆ずきん読本」を発見。
そして購入。
豆ずきん作家の高田テルヨさんの著書。
ご自身のことや豆ずきんが誕生するまでの秘話、
転機となった出会いについてなど、
高田テルヨさんと豆ずきんのことがよくわかっちゃう1冊です。
同じ物作りを愛する者として、
そして自分の手で作った作品を販売する者として共感できる気持ちや感覚が
無駄に飾ることなく等身大の言葉と表現で綴られています。
だから共感できるんです。
「私も初期の頃はそうだったな」
とか
「そうそう、私もそんな風に思ってた」
とか。
同じ作家だから共感できることがこの本にはいっぱい詰まってます。
(もちろん作家じゃなくても愛せる1冊ですヨ)
私は高田テルヨさんにお会いしたことがありませんが、
豆ずきん読本はお会いしたことがない高田テルヨさんに親近感が湧く1冊だなぁと思いました。
そして今、私のケータイにぶら下がってる豆ずきんをこれからも大事にしようと思いました
自分の作品について「どうやねん」と思う事が増えてきたこの暮れ。
そしてそんなタイミングで出会った豆ずきん読本。
これはきっと“物作りの神様”が「来年もますます精進せぇよ。」と
言うてはるな
セイカ'S HP→
今、本読んでます。
最近話題になってる村上春樹の新作「1Q84」です。
上下巻買って読んでるんだけど、1冊が分厚いから読んでも読んでも
読み進めてる気がしない
結構頑張って読んでるんだけどなぁ
只今、スタートして10日くらいです。
しかし未だ上巻の半分に届かず・・・。
退屈な内容ってワケじゃないんです。
面白いんです。
なのに未だ半分に届かず。
私、読書好きなんです。
読むスピードも遅いほうじゃないと思うし。
なのに未だ半分に届かず
「1Q84」の文字数ハンパねぇぞ
最近「さよならバースディ」って本を読み終えた
面白かったよ。
『さよならバースディ』
荻原 浩(おぎわら・ひろし)さんの著書で集英社文庫から出版されてます。
ん〜、なんとも切ないお話だったわ・・。
このお話、タイトルから受ける印象に反して内容はミステリーなんです。
とっても切ないミステリー。
ピグミーチンパンジー(←お猿の種類ね)のバースディ(←お猿の名前ね)に言語習得実験を行うプロジェクトチームで助手を務める主人公の田中真が同チームの恋人由紀にプロポーズをした夜、彼女は窓から身を投げた。
彼女が身を投げた時、全てを目撃していたであろうバースディから真相を聞き出そうと
真は更なる言語習得に懸命になる。
本から少々言葉を拝借すると
愛を失う哀しみと、学会の不条理に翻弄される研究者を描く長編ミステリー。
頭がよくてカワイイお猿のバースディが彼女の死に意外なところからも関わり、それがまた切ない
秋の夜長にいかがでしょうか
お久しぶりに
ささやかな読書感想文です
今回読んだのはコレ
東野圭吾さんの著書
「さまよう刃(ヤイバ)」
角川文庫から出てます。
“考えさせられる本”であるらしいことと
“重い”内容であるらしいことは前から聞いてたけど
それを知っててあえて読んでみました。
けど・・・やっぱ重いわぁ・・・
感想は・・・一言では言えないけど
『面白いけど、コワくて・哀しくて・切なくて・重くて・考えさせられた』
コワかったわ・・・ んで考えさせられたわ・・・。
内容をザックリと申しますと
「未成年の少年グループによって陵辱された末に死に至ってしまった
一人娘の復讐に乗り出した父親とそれを追う警察やマスコミ。
遺族感情としての怒りや悲しみ。
刑事達の公務と人としての感情のギャップ。
正義とは何か・・・」
を考えざるを得ないお話です。
今現在の裁判制度やこれから始まる裁判員制度について、
さらには“未成年者による犯罪を裁く”ということはどういうことか・・・
などについて、とても考えさせられます。
このお話に登場する少年グループによる犯罪内容が私にはショッキングなものだったので、子供にはオススメしませんが
高校生以上の“大人”には是非一度読んでみてもらいたいなぁと思いました。
読み応えあるよ。
さてさて、読書感想文発表の時間がやってまいりました。
今回読んだのはこれ
またまた重松清さんの著書です。
『くちぶえ番長』
新潮文庫から出版されてます。
主人公ツヨシが小学4年生の頃、転校生の少女マコトと過ごした1年間の思い出を振り返った1冊。
大変読みやすい。
そういえば、これくらいの年の頃の子供の感覚ってこんなカンジやったなぁ〜と思う瞬間もあれば、子供の感覚や感情を大人が忠実に再現したらきっとこんなカンジになるんだろうなぁ〜と思う瞬間もあり。
優しい気持ちになれたり、自然と笑顔になれたり、つらい出来事に涙がこぼれたりと、いい出会いと経験をした1年を短時間でギュっと味わった感じがした。
重松さんの作品は過去に2作よんで2回とも泣かされたが、やっぱり今回も泣かされた
また次回も泣かされるのかしら・・・
ちびりちびりと読み進めていた小説「グラスホッパー」を読み終えた。
角川文庫から出版されてる、伊坂幸太郎さんの小説。
初めて読んだ伊坂作品。
伊坂さんの作品はこれしか知らないので、伊坂さんの特徴みたいなのはまだよくわからないけど。
面白かった
3人の殺し屋と亡き妻の復讐をしようとする1人の男の4人を主体に、それぞれの視点で物語が進む。
リアルタイムでストーリーが進行する「24」を時折思い起こしたり、「実写化しても面白そうやなぁ〜」なんて思ったりもした。
それぞれ平行に延びる線路が、途中から微々たる角度を帯びつつ更に延び、少しずつ少しずつ近づき合い、最後は交わる・・・そんなカンジ。
「最近、面白い本読んでないわぁ〜」っていう人は、本屋さんでグラスホッパーを手に取ってみて欲しい。
そしてパラパラッと読んでみて欲しい。
もっと読みたくなるから・・・
発売当初から気になっていた本を今月に入ってすぐに買った。
そして完読したどぉ〜
その本はっちゅーっとぉ・・・
「カシオペアの丘で」 重松清 著
講談社から出版されており、上下巻に分かれたハードカバーの作品。
以前、「流星ワゴン」で私を号泣させた重松さん。
最新作の「カシオペア・・・」でもやっぱり私を号泣させた。
北海道のかつて炭鉱で栄えた街を主な舞台に、4人の幼馴染の再会や別れ、それぞれの生き様や人生の締めくくりに大切な人に何を伝えるかを模索する様子などが書かれてある。
本に巻いてある帯に書かれた言葉をかりると「命の物語」。
命の物語を読ませてくれる本。
4人の子供達は炭鉱跡にできた小高い丘で満点の星空を眺め、その丘を「カシオペアの丘」と名付け・・・というところから話は始まる。
人の成長やそれぞれの運命を受け入れる事、そしてそれ以降を如何にして生き、如何にして終えるかという事に「感動」をプラスした長篇小説。
私は涙と鼻水で顔をドロドロにして読み終えた
「はぁ〜、泣いたわぁ〜」と思うと同時に「満腹、満腹♪」ていうカンジもする。
一日たっぷりと時間をかけて読む事ができたら、ちょっといい一日になると思うなぁ。
もし読んでみようと思う人がいたなら、もしくはもう読み始めてる人がいるなら、完読した後に上巻、下巻それぞれの表紙のイラストを見返してもらいたい。
より納得できるはず・・・よね
先日、友人から面白い本を借りた。
昨日から読み始めたばかりなのでまだほんのサワリ位しか読んでないが・・・
まだサワリしか読んでないのに、もう面白い
まだサワリしか読んでないのに、もう何回も声出して笑った
なので、早速紹介したいと思う。
その本とは・・・
ゲッツ板谷著の『板谷バカ三代』というエッセイというか・・・バカ笑、いや、爆笑ドキュメント集である。
著者本人の「祖母、父、弟」バカっぷり・・・といいますか・・・天然っぷりが満載の一冊。
どんな風にオモロイかは読まないとわからない。
本来ならこの辺で本作の面白さにもう少し触れたいところなのだが、ホントにホントに読まんとワカランのよ。
だから興味のある人は一度読んでみて。
面白い婆ちゃんの話やら、面白い父ちゃんの話やら、面白い弟の話がいっぱい載ってるから。
婆ちゃんがパンストの足のとこを結んで帽子にしてたり、父ちゃんがブルース・リーのコスチュームを着て決闘してたり、弟の主食が駄菓子だったり。
・・・これ以上は書けない
「最近、爆笑してへんなぁ・・・」
なんて思ってるアナタに是非読んで頂きたい
角川文庫から出版されてまっせ。
以前から少しずつ読み進めてた本『ブラフマンの埋葬』を昨晩に完読した。
タイトルが『ブラフマンの埋葬』なだけに号泣するような結末になっているのかと思い、心して読んでいたのだが「あれ・・・そうでもないやん・・・」
率直な感想を一言で述べると・・・
「淡々とした静けさを感じさせる本」
この本は小川洋子さんの著書で、主人公「僕」と架空の動物「ブラフマン」との出会いから死別までの日常が書かれてある。
この「ブラフマン」という架空の動物がすこぶる可愛いヤツだという事は読んでてわかる。
そしてタイトルの『ブラフマンの埋葬』から、このすこぶる可愛いであろうブラフマンがいつか死んでしまうという事は想像するに易しい。
・・・そう、ココ。ブラフマンが死んでしまうココのポイントに注目して頂きたい。
実際にペットを飼った事のある人ならお解かりだろうが、可愛がっていた家族同然のペットが死んでしまった時の辛さといったら、ホントに言葉にならない程。
私も昔、人相が変わるくらい泣き腫らした事をよく憶えている。
しかしこの本からは、その言葉にならない程の辛さがあまり感じられない。
(決してそれがダメだと言いたいワケではないので勘違いしないでね)
例えば、我家のペットが死んでしまった時の辛さが「大腿骨粉砕骨折」程の痛みだとしたら、ブラフマンの死から感じる痛みは「歯医者さんの麻酔の注射」程に思える。
それはあえてそういう書き方がされてるからだと思うが、これから読もうとしてる人のために詳しい内容は控えておく。
・・・静かに穏やかに始まって、ブラフマンと戯れる楽しさやブラフマンに対する愛情や愛おしさを感じさせながらも、やはり穏やかに時間は流れ、そして静かに終わる・・・
そんな一冊だと思った。
ブラフマンがホントにカワイイので、お家で動物を飼った事がない人はペットと一緒に暮らす感覚が少しは想像できるかも。
『ブラフマンの埋葬』
もし読んだ事があるなら、アナタはどう感じましたか?
つい先日、予定外に1冊の本を衝動買いした。
相方セイカと駅で待ち合わせた際10分程早く待ち合わせ場所に到着したので、フラリと近くの本屋に入ってみた。
特別欲しい1冊があったワケではないが、「もし発見できたら重松清著作を・・・」と思い、店内をキョロキョロと探してみた。
すると「話題の本」的なコーナーに視線が止まり、数ある「話題の本」の中の1冊に引き寄せられた。
それは重松さんの書かれた物ではなかったが、以前TVか何かで紹介されてたのを思い出し、面白そうなので買ってみた。
何を買ったかというと・・・
長嶺超輝著 裁判官の爆笑お言葉集
タイトルだけで心惹かれたのは私だけではないはず。
この本はホントに話題になってるみたいなので、ご存知の方も少なくないだろう。
全部を完読したワケではないが、面白い。
タイトル通り、本当に裁判官発信のメッセージがたくさん書かれてある。
裁判所内での事なんてTVのニュースでしか知らないので、非常に興味深い。
「裁判官ってこんな事も言うたりするんかぁ」とか「うんうん、そうそう・・・」とか「そりゃそうやわなぁ」など関心したり、納得したり、発言に賛同してみたり。
なかなか面白い1冊だと思う。
言葉は悪いが、出来の悪い「屁」のような恋愛小説がキライな私みたいな人間にはお勧めの1冊だ。
興味を持たれた方は是非ご覧あれ。
最近、なんか本が読みたい
「読んだらエエがな」と言われてしまえばそれまでなのだが・・・。
来月の展示会やら何やらの準備で、時間的にも気分的にもゆったりと読書を楽しむ余裕がない(でもブログは更新できちゃうのよね)
そんな状況がココ最近続いてるのだが、少し前にどうしても読みたい1冊を見つけてしまい余裕がない中、無理やり読んだ。
ある日テレビで紹介されていた小説「流星ワゴン」。重松清さんが書かれた物だが、紹介されてるのを見てどうしても読みたくなった。
そして・・・やったー買ったぁー
期待して一気に読んだ。
・・・めっちゃエエやんごっつ泣けるやん
こんな事がキッカケで「重松さんの他の作品も読んでみたい症候群」が発祥
お薬はもちろん重松著書。
月末には時間作れるかな・・・
何かお勧めの1冊がある方、教えてください
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